私が少林寺拳法に入門するご縁は土山道院長の溝口先生で、明石道院の今井先生に入門しました。
20代に札幌南道院(故、大田先生)に転籍をし、大田先生から人生のこと読書についてのこと、ほんとうに多くのことを学びました。また、本部講習会で開祖の一言が脳裏から離れずにいました。その言葉が自己確立の一番手っ取り早いのは道院長になること!道院長になる決意をしたのは開祖の導きです。
書物の中では森信三「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える しかも一瞬早過ぎず一瞬遅過ぎない時に」の言葉でした。
今、思えば逢うべき人に逢えたことに感謝し、道院長としての資質を高め後進育成に全力を尽くしていきます。
指導では「枝葉末節は後回しにして、主幹の理解を徹底させること」、「似ているからこそ間違いやすい事柄は、必ずしっかりと理解できるまで粘り強く指導する事」を意識します。
「なぜ?」の理解が必要な場合には拳士自身で説明できるように繰り返しアシストを。指導させる場合には、「出来ない場合にはヒントを与え、間違えた時は私がそれを素早く見抜いて、拳士に気付かせるようにアドバイスしていくこと」が大切。
ただやり方を教えるのではなく、自分で修正して正解に辿り着く。
この形が、自分一人で修練するより遥かに効率の良い修練法だと、私は考えて指導にあたっています。
世の中の変化の進化のスピードは驚異的です。
ほんの数年で想像もできなかったような状況が次々と生まれています。
少林寺拳法を教える立場として、これからも少林寺拳法についての知識を積極的に学び、少林寺拳法教えることを通じて、変化していく世の中に柔軟に対応出来る人をどんどん増やしていきたいと思っています。
そして、少林寺拳法の楽しさや教えの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただき、実感していただけるような、そんな道院にしていきたいと思います。
少年部も一般も皆仲良く、道場で顔を合わせるのがみんな楽しみにしている、そんな雰囲気を持っていると思います。
楽しくもあり、時には厳しくもある道院ではありますが、なあなあになってしまわないためにも、時々ある厳しさは大切だと思います。
少林寺拳法は私の人生にとって必要なもの。そう感じています。
しっかりとした「教え」があり、人として生きる上での心構えや指針を示してくれます。
修練では、突いたり蹴ったり極めて制したりと、剛柔の技が多彩でとても奥深いです。その技を、分かりやすい解説と修練により体得できるようにご指導して下さいます。
小中学生からも教えられたり教えたり、お互いそれが当たり前の雰囲気はとても良いです。仕事だけのだらしなく過ごしてしてきた日々にメリハリがつき活力を実感しています。
皆さん、絶対に少林寺拳法が好きになると思います。明石藤江道院で一緒に修練しましょう。