小学6年生の時にテレビで放映していた学園ドラマ「われら青春!」の中村雅俊さんにあこがれて、学校の先生になりたい夢がありました。
法縁と幸運とタイミングが合致して少林寺拳法の指導者になれました。
この道を求めてくれる拳士たちと、和気あいあいとした雰囲気の中で元気に修練できて、いつも幸せを感じ続けています。
指導では、今までたくさんの失敗をしてきました。その経験から「叱りと怒りは違う」「気づきや発見を大事にする」「喜びをわかち合いたい」ということを常に念頭に置いています。
少年部拳士には「やる気・元気・根気・勇気」を、一般部拳士には「自主・創造・友愛・礼節」の指導を心がけ、毎回の法話では、聞くだけの内容ではなく「考えること」を大事にしています。
老若男女を問わず、幅広い年齢層の人たちに集まってもらい、それぞれに居場所がある雰囲気をつくり、会話や指導を通して社会性が高まる場所にしたいです。
特に、少年部では体幹バランスを養い、思いやりの心を育てたいですし、一般部では体力・筋力・平衡感覚の維持と、金剛禅を深く理解してもらいたいです。
道院長は人を笑わせたり楽しませるのが好きな性格ですから、道場の雰囲気は明るいです。副道院長は道院長の奥さんです。結婚34年を越えていますが、19年前に入門しました。夫婦で「人づくりの少林寺拳法」に取り組んでいます。
道場は、祝日や道院長と副道院長の二人が道場に来られない日はお休みとなります。社会人拳士も多く、飲食を伴う懇親会は年間3~4回開催しています。学生は道院長宅での懇親会が年1回あります。行事や集まることが好きな道院です。
●道場では毎回、道院長の法話があります。とてもおもしろいです。子ども(幼、小学生)と一般(中学生以上)に分けて法話があります。特に子どもたちはお話しに目がキラキラ輝いています。
●道場には学校や学年、職種の違う仲間がたくさんいます。道場に来れば、その仲間と技だけでなくいろいろな話ができ、笑顔になれて、仲間が広がる喜びがあります。
そして、すごくアットホーム的な雰囲気があります。