少林寺拳法が好きだったこと、子供たち、や若い人たちに少林寺拳法の教えと、自分が会得した、拳禅一如の技術を多くの人に教えるため、
まず最初に、拳士に笑顔で接し、リラックスしてもらうように心がけています。
次に、一人一人に合った内容、スピードで修練を進めていくようにしています。
少年部では、道具を使ったゲームや、学校でならった事を道場でしてみるなど、子供が興味を持つような工夫をしています。
一般の初心者方には、ゆっくり、はっきりしたわかりやすい言葉で指導するように心がけています。
高段者には技術水準を保つのと同時に少林寺拳法を続けるモチベーションを高く保つためにも何らかの目標を設定するように勧めています。
あまり広くない道場ですから少人数しか対応できませんが、少林寺拳法に入門する事を決意してくれた拳士達が「状況を多方面から把握する力」と「現状を理解した上で何をすべきかを考える力」を身につけて、彼ら自身の目標に近づけるように努力し続けてくれたらと思っています。
今年も喜ばしいことに4名の拳士が、大学に進学後もクラブで少林寺拳法を続けてくれてました。そして、成長した姿を報告に来てくれました。
これからも少しでも多くの「やる気ある拳士」が、私と出会って「理解して修練する面白さ」を感じてくれることが私の喜びですし、これからもこんな拳士達が育ってくれる道院にしていきたいと思います。
少年部も一般も皆仲良く、和気あいあいとした中で、練習しています。
大会などには出来るだけ出場させ、入賞も大事ですが参加することの素晴らしさを、教えています。
又、毎年、恒例のボランティア活動として町内清掃を行っています。
少年部の拳士は近隣の学校の児童が多く、同じ学校の友達と楽しんで練習をしています。
年に数回、市内の他の道院とも交流があるので、地域と繋がって長く練習ができます。