以前はスポーツ少年団の支部長になるとは全く考えていませんでしたが、所属道院から立ち上げることになり、自分の使命と覚悟を決めて引き受けました。
以来、毎週子供達と接することにより、我が子のように大事に思います。
少年少女拳士が少しでも成長する姿を見たときに、大きな喜びを感じます。
正しい姿勢・礼儀を重視し、鎮魂行では毎回打棒を少年拳士に担当してもらいます。
技術練習に関しては無理強いせず、個々の子供達の意欲に応じて進め方を変えています。
また、部分的な筋力トレーニングはせず、身体の成長に合わせて練習の中で自然と力が付くように見守っています。
子供達にとって危険の多い世の中で、いざという時に、自分の身を護れるように練習をしているのだと言い聞かせています。
少林寺拳法の修練だけに終わらず、地元の歴史を学び、黒豆などの地場農作物に触れ合い、国際交流など文化的な活動も積極的に行って、バランスの取れた人間になるきっかけを得られる少年団を目指しています。
技術の練習については少し緩いかなと思いますが、基本練習では天地拳第一系~四系、義和拳第一、二系、白蓮拳第一系、龍王拳第一系の単演を毎回行っており、ほとんどの少年拳士が出来るようになっています。
三田市の渓谷にあるキャンプ場での夏合宿や、市内の農園での黒豆収穫、さつまいも堀りなど、楽しい行事も数多く行っています。
三田市少林寺拳法協会主催の三田市長杯、三田市総合体育大会の少林寺拳法大会に毎年出場しています。
少年拳士の保護者からも入門される方が複数おられ、親子で練習する風景も見られます。
少林寺拳法は難しいけど練習をして出来るようになった時は達成感があります。
やりはじめて、力が強くなってきました。大会でメダルをはじめてもらった時は嬉しかったです。
合宿や芋掘り、英語教室など、練習とは違った行事がとても楽しいです。
例えば自分から進んで挨拶をしたり、他人に対する礼儀が身に付いたと思います。
友達と毎週楽しく稽古しています。新しい友達もできました。。
同じ年頃の友達と入門することで、一緒に技術の練習をしてレベルアップしていくことができ、普段の修練を通して礼儀も学べる良い環境です。
稽古以外の行事も沢山あるので楽しいです。