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公認 県教区講習会(兵庫県教区)R6/01/21

1/21、金剛禅総本山少林寺公認 兵庫県教区講習会が県立武道館にて開催されました。

①兵庫県教区新春法会

入江教区長 年頭挨拶

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。1月1日に能登半島地震、日航の事故が有り心苦しい年明けになりました。地震により亡くなられた方々にご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
さて、少林寺拳法は後三年で80周年を迎えます。開祖が志しをもって提唱された「人づくりによる国造り」を受け継ぐ人達が少しづつ増えてきている様におもいます。
先週、本山での新春法会でも約60名の道院長が誕生しました。私達は、開祖の志しを受け継ぐために今、一度「人づくりによる国造り」を成すために心に留め置くべきことを知るべきと思うのです。それは四書「大学・中庸・論語・孟子」の大学に記されているのです。

道元禅師なども、心を修めるには内典(仏教の書物)のほかに外典、即ち儒書を読まねばならぬとして、『大学』を尊重されました。
『大学』の内容は「三網領」と「八条目」で尽きていて、⑴明徳を明らかにす『明徳』とは天から授けられた徳性で五常と呼ばれる仁・義・礼・智・信を指します。⑵民を新たにす(ほかでもない、自らを新たにす。)⑶至善に止まる(人間にとって止まるべき至善とは)「父子の親・君臣の義・夫婦の別・長幼の序・朋友の信(五倫)です。

「八条目」が古の明徳を天下に明らかにせんと欲する者は、先ずその国を治む。其の国を治めん欲する者は、先ず其の家を斉う。其の家を斉えんと欲すする者は、先ず其の身を修む。其の身を修めんと欲すする者は、先ず其の心を正す。其の心を正さんと欲する者は、先ず其の意を誠ににす.其の意を誠にせんと欲する者は、先ず其の知を致す。知を致すは物に格るに在り、物格りて后に知至る。知至りて后に意誠なり。意誠にして后に心正し.心正しくして后に身修まる。身修まりて后に家斉う。家斉いて后に国治まりて后に天下平らかなり。が『八条目』である。これを知って開祖の志しを受け継ぐことができるのではないかと思います。開祖は人間の心の改造として己れのない脱皮を目指す「自己確立」、己れしかない自分の克服をなす「自他共楽」導き出し金剛禅運動とされ、「人づくりによる国造り」提唱されたのです。出来ると信じて修行に邁進して行きましょう。

最後に募金のお願いです。県連盟と重なると所属長各位に負担をかけますので、教区一本で実施する事になりました。

一口⒈000円でご協力宜しくお願い致します。

②講師紹介

公認県教区講習会は奈良県より 井戸家正旺先生を本山派遣教師としてお迎えし、地元講師は松本好史先生 鈴鹿成正先生、的場政行先生、武貞裕文先生、丸野俊一先生が担当されました。

法階学習1テーマ、僧階履修5テーマ(少導師から大導師対象)、法座、そして易筋行と盛りだくさんの内容で、受講者が多くを感じ、刺激を受けた1日となりました。 

③法階講義

『達磨の伝えたもの』について井戸家先生より講義いただき、僧階履修科目ではそれぞれの階級の履修内容について先生方より講義をうけ、受講者は「金剛禅の教え」をより深く学びました。

④法座

松本好史講師より法座について講義いただき、受講者は3グループ(道院長と道院長を目指している門信徒、一般門信徒、財団のみ在籍拳士)に分かれてテーマ「あうん92号開祖語録」の内容を話し合い、意見交換しながら、多くを感じ、有意義な交流ができました。

⑤僧階講義

⑥井戸家教師による全体 易筋行

⑦資格別 易筋行

 受講者は学びたい段位(初段~三段、四段、五段以上)3クラスの中から1コースを選択し受講をしました。

受講者は126名(うち県外4名)前回からリピーターの門信徒、拳士が見受けられ、公認講習会で「共に学ぶことはとても楽しい」ということを改めて実感しました。

⑧集合写真撮影

⑨2024年 兵庫県教区勤続表彰者紹介

⑩募金結果報告

最後に「能登半島地震被災地支援」募金活動のお願いに対して

受講者より¥94,122の心温まるご支援ご協力を頂戴しました。

令和6年1月24日、少林寺拳法グループ災害対策支援

¥100,000※を送金しました。

※詳細 募金額:¥94,122 県教区より¥5,878

御礼を申し上げます。合掌

 

金剛禅総本山少林寺兵庫県教区

教区長 入江 孝明

事務局 田中  猛




道院長資格認定研修会1次研修(兵庫県教区)R6/01/06

2024年1月6日(土)兵庫県連事務所におきまして、道院長資格認定研修会が開催されました。

これは、今まで本山にて行われていた道院長資格認定研修の充実を図るため一部の内容を地元にて行うというものです。

講義の様子

    

今回の受講者:参与道院長申請3名 左上から

 切貫 裕介(加西道院)

 武本 慎也(龍野北道院)
 笹倉 充浩(西脇道院)

本研修を担当された先生

 入江孝明(教区長)、松本好史(総代関西地区)

受講者は講義・面談に真摯な態度で臨まれ、兵庫県教区から本山研修(2次研修)に推薦させていただきました。




達磨祭(兵庫県教区)R5/10/22

令和5年10月22日(日)9:20~9:40、兵庫県立武道館にて

兵庫県教区 達磨祭を挙行しました。

導師献香、祭詞奉読、参列者全員での教典唱和と厳粛に進み、導師・入江孝明 兵庫県教区長により法話がありました。

【法話の内容】達磨大師の命日は10月5日とされています。

達磨大師は、今から1500年前に釈尊の正しい教えを伝えるためにインドから中国に渡り禅宗を開いた方です。日本の禅宗(臨済宗、曹洞宗、黄檗宗)は南宗禅(頓悟)です。開祖は南宗禅でなく北宗禅(漸々修学)の宗風をとり入れました。

また、達磨大師は釈尊の正しい教えを身につ付けさせるために静功たる坐禅と動功としての天竺那羅之角(易筋行)修行法も残されてました。達磨大師を本尊としているのは、その使命感と行動力を尊敬するとともに達磨大師の遺法を修行して体と心を養い不撓不屈の精神を身につけるためです。

また、達磨大師は禅の思想の特徴を四聖句であらわしています。

1、不立文字(言葉や文字で説明できない)
2、教外別伝(経典以外の伝達方法)詩歌、俳句、文学等々
3、直指人心(坐禅して、自分の心を徹底的に見つめる)
4、見性成仏(本来備えている仏性を実覚する)

私たちは、仏祖(釈尊)・祖師(達磨)・開祖(宗 道臣)の法縁をいただいていることに感謝しています。達磨祭は、達磨大師の遺徳を偲び門信徒が一層「拳禅一如」の修行に精進することを達磨大師の前で誓う儀式です。

とても有意義であり、濃密な時間でありました。

ご参列されました先生方、ご協力を頂きました先生方へ

無事に開催出来ましたことを深く感謝いたします。




道院長資格認定研修会1次研修(兵庫県教区)R5/04/09

2023年4月9日(日)兵庫県連事務所におきまして、道院長資格認定研修会が開催されました。

これは、今まで本山にて行われていた道院長資格認定研修の充実を図るため一部の内容を地元にて行うというものです。

講義Ⅰ「道院・道院長の使命」について

 入江 孝明先生(兵庫県教区長)より

 

講義Ⅱ 「門信徒の教化育成」について

 松本 好史先生(関西地区総代・本山教師)より

今回の受講者:参与道院長申請

 小椋博美(播磨山崎道院)

受講者は講義・面談に真摯な態度で臨まれ、兵庫県教区から本山研修(2次研修)に推薦させていただきました。

(講師)入江孝明(教区長)、松本好史(総代関西地区) 




公認 県教区講習会(兵庫県教区)R5/01/29

1/29、金剛禅総本山少林寺公認 兵庫県教区講習会が、県立武道館にて開催されました。

朝一に兵庫県教区新春法会を開催し、兵庫県教区長の年頭挨拶をはじめ、奉納演武、勤続表彰者14名の紹介を行いました。

新春法会

入江県教区長 年頭挨拶

奉納演武(少導師 正拳士五段 切貫裕介 - 少導師 正拳士四段 小笠竜広)

勤続表彰者代表による思い出話  (勤続45年 川嶋保男 道院長)

 

公認県教区講習会は前回に引続き、関西教区総代 松本好史先生を本山派遣講師としてお迎えし、地元講師は入江孝明先生 鈴鹿成正先生、的場政行先生、武貞裕文先生が担当されました。

講師紹介

松本好史 本山派遣講師

講師陣

法階学習1テーマ、僧階履修4テーマ(少導師から大導師対象)、法座、そして易筋行と盛りだくさんの内容で、受講者が多くを感じ、刺激を受けた1日となりました。 

法階講義法階学習では(前回『金剛禅の主張と願い』の法階講義に続き)『釈尊の正しい教え』について松本先生より講義いただき、まず教典、教範、教本の位置関係について説明があり、開祖の目指した理想境を実現するための幸福運動を展開する上でのベースとしての考え方、生き方、修行の目的の確立、目標を定めるうえでの行がベース思想であることをお話しいただきました。

僧階履修科目ではそれぞれの階級の履修内容について先生方より講義をうけ、受講者は「金剛禅の教え」をより深く学びました。

法座ではテーマ「あうん86号開祖語録:自分らの意志をはっきりさせたい」の内容を3グループ(道院長と道院長を目指している門信徒、一般門信徒、財団のみ在籍拳士)に分かれて話し合い、意見交換しながら、多くを感じ、有意義な交流ができました。

法座(道院長プログラム)

松本教師による全体 易筋行(基本、単独修練)

各講師陣による資格別 易筋行

受講者は学びたい段位のクラス(初段~六段以上)を選択し受講をしました。 受講者は100名を超え(うち県外2名)前回からリピーターの門信徒、拳士が見受けられ、公認講習会で「共に学ぶことはとても楽しい」ということを改めて実感しました。

兵庫県教区は、今回の様に幅広く参加を呼びかけ、門信徒、拳士の皆さんに学ぶ機会を提供していきたいと思います。

次回は2024年1月21日(日)県立武道館で開催します。




西播第一小教区の新春法会が開催されました

1月22日(日)10:00~11:45 網干市民センターにて兵庫西播第一小教区新春法会を挙行いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響により、ここ2年間は所属長のみで執り行っておりましたが、本年は3年ぶりに来賓・拳士・一般の方も参加し、120名が集まりました。小教区長的場政行姫路英賀保道院長の年頭挨拶では『本山も以前のように行事を再開しつつあります。兵庫西播第一小教区もWithコロナで皆さんの協力のもと、色々な行事を行っていきたい』とのお言葉に門信徒一同も、心新たな気持ちで一年のスタートを切ることができました。法話では酒井英幸山陽網干道院長の『ありがとうの気持ち』『今年一年頑張れるパワー』をいただくことができたと感じております。従来であれば、式典後はぜんざい会食を実施しておりましたが、まだまだ現況は厳しい為中止とし、例年恒例の『書き初め展』と楽しい新春法会になるよう初めての『少林寺拳法大判カルタ大会』を開催。久々に多くの人が集まり、おごそかで心の引き締まる式典と、にぎやかで楽しい時間を過ごすことができたことと思います。

文責:西播第一小教区・松田潤




2023年 認証式(本山)R5/01/14

令和5年新春、1月14日(土)本山にて、認証式が行われました。

認証式では、誓願文を奉読、決意を唱和し、一人ひとり管長より辞令を受け取りました。

今回、兵庫県教区からは ※写真、左より
中本悟史(姫路西)、本慶忠士(川西南)、多田敏郎(加古川米田)、

田中猛(山陽網干)、小林克至(加古川氷丘)

の5名が参与道院長として認証を受けています。




道院長資格認定研修会1次研修(兵庫県教区)R5/01/08

2023年1月8日(日)神戸市立中央区文化センターにおきまして、道院長資格認定研修会が開催されました。

これは、今まで本山にて行われていた道院長資格認定研修の充実を図るため一部の内容を地元にて行うというものです。

講義Ⅰ「道院・道院長の使命」について

 入江 孝明先生(兵庫県教区長)より

 

講義Ⅱ 「門信徒の教化育成」について

 松本 好史先生(関西地区総代・本山教師)より

 

講義が行われました。

講義後は、先達者として経験豊富な鈴鹿 成正先生(教区講師)にも講師として入っていただき、面談が行われ、思い至った動機や不安についてのヒアリング、認識不足については先輩道院長としての体験談などを基に助言をし、受講者にとっては今後の活力になりました。

今回の受講者:参与道院長申請5名

(三木道院)小笠竜広 長野正美 

(西宮西道院)平野敏幸、秋山直弘

(姫路手柄道院)田中宏幸

受講者は講義・面談に真摯な態度で臨まれ、兵庫県教区から本山研修(2次研修)に推薦させていただきました。

本研修を担当された先生

(講師)入江孝明、松本好史、鈴鹿成正 

(補佐)村田素彦、小林克至、田中猛




公認 県教区講習会(兵庫県教区)R4/08/21

8/21、金剛禅総本山少林寺公認 兵庫県教区講習会が、県立武道館にて開催されました。

関西教区総代 松本好史先生を本山派遣講師としてお迎えし、地元講師は入江孝明先生 鈴鹿成正先生、的場政行先生、武貞裕文先生が担当され、法階学習1テーマ、僧階履修6テーマ(少導師から大導師対象)、法座、そして易筋行と盛りだくさんの内容で、受講者が多くを感じ、刺激を受けた1日となりました。

法階学習では、『金剛禅の主張と願い』について松本先生より講義いただき、丁寧に開祖の思い、教団の主張、願いに分けて、これらが教団理念の根幹であることをお話しいただきました。

僧階履修科目ではそれぞれの階級の履修内容について先生方より講義をうけ、「金剛禅の教えや金剛禅が行であることの根幹について」より深く学ぶことができました。

法座ではテーマ「あうん83号開祖語録:真の平和、理想社会」の内容を小グループに分かれて話し合い、意見交換しながら有意義な交流ができました。

武専学生以外の出席者が多く見受けられ、共に学ぶということがとても重要であると感じました。

今回の様に幅広く参加を呼びかけ、拳士の皆さんに学ぶ機会を提供していきたいと思います。

次回は23年1月29日、県立武道館で開催します。




開祖忌法要(兵庫県教区)R4/05/22

5月22日(日)神戸市勤労会館にて兵庫県教区による開祖忌法要を執り行いました。

教典唱和

導師法話①(入江孝明 教区長)

導師法話②(松本好史 総代 関西教区)

(今から約45年前)少林寺拳法創始30周年全国大会での開祖の言葉「たった一人の人間が始めた少林寺拳法(金剛禅運動)、そんなものは無理だ、と笑う者もいたが、30年が経って、これだけ支持してくださる方々ができ、これだけ大きな大会を開催することが出来ている」について触れられ、「我々も『人づくりの行』に賛同して今日に至っている。一人ひとりの考え方や行動に違いはあったとしても、楽しみながら技を掛け合っている姿をこれからも絶やさずに皆さまと共に歩んで行きたい」との御法話でした。

開祖は何のために少林寺拳法を創始されたのか、「自分の命を大切に使う人をつくるため」であり、「リーダーをつくるため」であります。いつの時代でも、人々を幸福に導いていけるリーダーの存在が求められています。開祖忌法要に参列した門信徒一同は、開祖の思いを胸に、皆が一丸となって金剛禅運動に邁進することを誓い合いました。