大切にしてほしい「ことば」

7月21,22、24日の修練日では、その前の週の【礼節】①あいさつを大きな声で自分から先にしよう。②家と道場での言葉遣いの違いを学ぼう、「先生、トイレ!」はおかしいぞ。の続きで、こんな法話をしました。

先生が大切にしているし、みんなにも大切にしてほしい「あいさつことば」が二つある。『○○○○う』と『○○○○○い』、 この言葉をきちんと言えるようにしよう。そしたら、ケンカも減るし、人と仲良くできるようになるよと伝えました。

わかった子は手をあげて大きな声で言ってくれました。一つは『ありがとう』。この言葉は人に親切にしてもらったことへの感謝の気持ち、自分も言われたら嬉しくなるよね。もう一つは『ごめんなさい』。足をふまれてだまって行かれるとハラが立つよね。相手の事を考えることができる人になろうと修行している少林寺拳法だからこそ、この言葉は大切にしてほしいと伝えました。

7月28、29,31日の法話は【友愛】について。少林寺拳法を修行しに来ている学校や学年、職業などバラバラの仲間だからこそ「お互いにじょうずになろう」という気持ちを大事にしよう。そして仲間がまちがっていたり、勘違いしていたら、 きちんと教えてあげよう。「こう言ったら、相手が傷つくかな…」は言い方によるので、「あほ、まちがってるわ!」ではなく、「それは、こうだよ」と言い方を考えよう。そして、相手のまちがいに気づきながら無視するのは絶対にやめよう。これが道場の仲間同士の【友愛】であり、道場以外でも友達や仲間の中で言い合える人間関係をつくっていこう。と伝えました。

川西中部道院では、少年部の【やる気、元気、根気、勇気】、一般部の【自主、創造、礼節、友愛】、それぞれの道場訓を法話で説明しています。繰り返しの中で理解を深めてくれればと願っています。

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