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Shorinji Kempo

幹部拳士の暑気払い

今回は、道院幹部拳士の暑気払いの様子をお知らせします。道院では幹部拳士だけの集まりとして、夏の「暑気払い」、冬の「忘年会」、春の「周年記念行事打上げ会」を開催しています。コロナ禍が緩和され、ようやく復活してきました。古くは道場開設3周年で道院長が結婚した年から、【学生拳士の会】や【有段者会】、【幹部会】、【少年部リーダーの会】や【少年部の集い】など、自分の修練にプラスして後輩指導にかかわってくれる拳士の慰労や拳士間の交流を兼ねて、いろんな名称の会での集まりを道院で開催しています。

古いOBOG拳士から「拳法の思い出も多いけど先生の家でご飯を食べた事を思い出します」との感想をよく聞きます。みんなで同じものを食べて語り合う事が連帯感や団結力を強めるという『一味同心(いちみどうしん)』という言葉を若い時に職場で教えてもらい、大切にしています。時間も気にせず、ゆっくりいろんな話ができ、先月の【母の会】も楽しい会でした。副道院長の妻が私と同じ想いで、人の集まりを支援してくれる理解者なので感謝しています。

9月、この写真のメンバーの中で3人が新設支部長研修に参加します。これからも大いに語り合っていきたいと思っています。

 

六月に開催した行事

今月は21日にようやく近畿地方が梅雨入りしましたね。23日に姫路で兵庫県大会があり7名が出場、入賞は逃しましたが7名とも精いっぱい、力いっぱい取り組んでくれました。単独演武『小学生の部』では私の指導ミスで10点減点の措置となり、出場した拳士にはたいへん申し訳ないことをしました。

30日の日曜日、今年度の「母の会」を道院で開催しました。この会は親子で修練している母拳士と少年部保護者のお母さんを参加対象に昨年から始めました。子どもの成長に喜びを感じながらも悩みもあり、私たち道院長・副道院長の夫婦は皆さんより少し長く生き、決して順風満帆ではなかった子育て経験もあり、悩みごとがあればお話を聞かせてもらいたいです。1枚目の写真のとおり、今年は6名が集まり4時間近く、いろんな話で盛り上がりました。年度内にもう1回開催してみようかな…と思ったぐらい楽しい会でした。

2枚目の写真は道院の玄関前に掲示している「社会を明るくする運動」のPRパネルです。毎年7月に新しいパネルに付け替えますので、この1年間掲示してきた記録としてこのホームページにあげました。犯罪のない明るく住みよい社会をめざして、小さな働きですが取り組んでいます。

 

五月に開催した行事

新緑の美しい、さわやかな気候になりました。5月に開催した道院行事を紹介します。

5月12日は開祖のご命日です。道院では18日(土)に開祖忌法要を行いました。『戦争という悲惨な状況の中で、自分の事しか考えない人、助け合って生きる人、開祖はいろんな人を見てきて、平和な国にするには【人の質が何よりも大切】と悟られ、「自分の事が自分でしっかりやっていける人になる」「半分は周りの人のことを考えて行動できる人になる」この人づくりの目的を持って【少林寺拳法】を創始されました。開祖の思いを絶対に忘れてはいけません。』と、必ずお写真を手に持って開祖を偲ぶ法話をしています。道院では、開祖忌には【どら焼き】のお供え物のお下がりを拳士に配っています。

 

5月22日(水)に5月度入門式を行いました。今月は幼稚園年長組、小学3年生の兄弟とお母さんの3人が入門しました。兄弟のお父さんは道院OBで、おばあちゃんが道院OGです。このご縁があって、少林寺拳法を選んで入門してもらえたことをうれしく思っています。お母さん拳士には誓願文を読んでもらい、兄弟拳士は道院長と三つの約束をしました。仲間とともにコツコツと修行をがんばってくれるよう期待しています。

四月に開催した行事

桜が長く咲いていましたが、今は新緑が美しい時候となりました。タイムリーに道院での行事を紹介すれば良いのですが、気がつけばもう月末が近くなり、今回は四月の開催行事としてまとめました。

4月17日(水)、恒例の「新一般部歓迎会」を開催しました。(写真1枚目)これは小学6年から中学1年に進級した拳士を対象に、少年部修了の区切りを兼ねて、全員で車座になってお茶で乾杯しお菓子を食べて終わります。今年は女子1名が進級しました。

4月20日(土)、「四月入門式」を行いました。(写真2枚目)小学生兄弟2名が少年部に入門しました。お父さんはかつて市内の別道院で中学生の時に二段手前まで修練して退会した拳士でした。私もお父さんの顔を覚えていました。親子で修練しませんか?と復帰を促しています。

4月20日(土)、「僧階辞令交付式」を行いました。(写真3枚目)少導師から権中導師へ昇任した丸野副道院長と岸田助教、そして新たに僧籍へ編入し少導師を補任された藤田拳士に辞令と輪袈裟、僧階教本を授与しました。金剛禅の道院ならではの行事です。昇任に向けて更なる頑張りを期待しています。

 

令和6年度の指導担当者

桜の花が満開です。さぁ!新年度が始まりました。4月3日(水)、4日(木)、6日(土)はどの日も修練の始めに、今年度の指導担当者を所属拳士たちに紹介しました。6日は10名のうち8名が揃ったので集合写真を撮りました。

左から道院長、丸野美香副道院長[道院長夫人]/三段、長門支部長[川西明峰スポーツ少年団と兼籍]/五段、岸田助教/四段、吉岡助教/四段、蔵本助教/四段、高橋助教/五段、村上指導員[大阪市役所支部と兼籍]/三段です。

この日、中谷指導員[川西緑台スポーツ少年団と兼籍]/四段、藤田指導員[守口市スポーツ少年団と兼籍]/四段の2名は残念でしたが、また別の日にホームページで紹介します。

4月は少年部1名が8級受験に、5月に中学生1名が3級受験、6月に高校生1名が准拳士初段受験に挑むべく修練をがんばっています。一般部では「中学生と高校生拳士を合格させる会」が発足しており、指導担当者が複数で担当してくれています。

道院長還暦お祝い会

道院長は還暦60歳を迎えました。有段者拳士たちが開催を呼びかけてくれて、少年部保護者にも参加していただき、楽しくにぎやかに道院長の「還暦お祝い会」を催してくれました。

有段者や一般部拳士が部屋の飾り付けをしてくれて、KI助教が赤いビニール袋で器用にチャンチャンコと帽子を作ってくれました。お祝いにみんなからのメッセージシールを貼り付けた色紙と新品の法衣を贈呈してもらい、川西明峰スポ少のN支部長は得意の書道で祝還暦の看板を書いてくれて、支部長の娘さんから日本酒をプレゼントしてもらいました。あわせて副道院長にも有段者から花束をいただきました。

みんなでお弁当を食べて、記念製作した修練風景DVD(拳士保護者Tさんが撮影、KU助教が編集)を観て、じゃんけん大会や記念撮影をして終わりました。今まで紆余曲折がありましたが、自分をあきらめず頑張ってきて良かったと、あらためて思いました。これからも《日々感謝の気持ち》と《プラス思考》を忘れず、少林寺拳法の修行に精進していきます。拳士、そして保護者の皆さん、心のこもった【還暦お祝い会】をありがとうございました。

 

流水会2024

3月2日(土)19:00~20:30に、恒例の修練成果発表会「流水会」を開催しました。毎年2月22日の道場設立記念日に合わせて行っており、今年は【道場設立37周年記念】となりました。37人中22人が出場してくれました。

流水会のための修練は2週間前から始めました。式次第は(1)鎮魂行、(2)基本修練、(3)記念撮影、(4)道院長法話、(5)次年度運営方針説明、(6)副道院長謝辞です。

(2)基本修練のプログラム…①運歩法/前後・左右、②基本練成/6種の突き蹴り、③移動練成/三連攻、④相対演練/内受突き・上受突き、⑤受身披露/大車輪・後受身・前受身、⑥単独演武/色帯ごと、⑦相対演武/天地拳第一系、⑧組演武披露/有段者2組・道院長演武、⑨一技披露/一人ずつ自分で決めた技を披露 

集合写真ではみんな、「やるだけやったぞ」という満足感あふれる良い笑顔を見せてくれました。このあと、保護者の協力もあり少年部拳士全員から、私を始め指導に携わっている有段者へそれぞれメッセージカードを作ってくれて、サプライズのプレゼントがありました。感動して涙が出ました。世話役の保護者の方へあらためて感謝申しあげます。

今年度もコツコツと修練をがんばりました。新年度もがんばります!

 

 

少年部拳士の茶話会

2月4日(日)の午後3時15分に道院集合で、少年部拳士だけの茶話会を開催しました。もう5年ぶりぐらいになるのかなぁ。ようやく再開できました。

現在、道院の少年部拳士は17人。この日は他の用事で行けないと初めから聞いていた拳士が6人いたので残り11人。残念ながらが前日、当日の体調不良等でキャンセルが4人いて、集まれたのが7人でした。

でも、なんとまぁ子どもたちのパワフルな事。話しが盛り上がって、途中でトランプゲームをしようと準備していましたが、まったく必要なく80分。ジュースでお菓子を食べて、ワイワイしゃべって、少林寺拳法のDVDを見て午後4時35分に解散しました。

写真は手造りのチーズケーキを焼いて持ってきてくださったM拳士のお母さんにも中に入ってもらい、みんなで撮影しました。道場では見せない、見る事の無かった子どもたちの姿が見れて、久しぶりに開催して良かったです。

道院新春法会2024

令和6年1月20日(土)に修練場所で「道院新春法会」を開催しました。少年部拳士の保護者も参列いただきました。今年の道院門信徒代表挨拶はK助教でした。挨拶の内容を掲載します。

『令和6年 金剛禅総本山少林寺 川西中部道院の新春法会にあたり、道院門信徒を代表しご挨拶を申しあげます。丸野道院長をはじめ、本日お集まりの皆様におかれましては、すがすがしく新年をお迎えになられたことと、お慶びを申しあげます。 しかしながら元日の夕方に起きました「令和六年能登半島地震」で、多くの方々が被災されました。 心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。  

 さて、昨年度はマスク制限も緩和されましたが、ウイルスが無くなった ものではなく、今も感染症に対しては油断できない状況です。毎回の修練開始前に少年部拳士の保護者有志の方々のご協力のもと、床消毒をおこない、マスク着用、換気、消毒などを徹底しながら修練を続けており、クラスターが発生していないことは、対策へのご協力の成果と感謝しております。

 昨年は、今までどおりの金剛禅行事や各種大会などの行事が開催でき、あらたに少年部拳士「母の会」や有段者忘年会も開催でき、よりいっそう親交が深まりました。引き続き、諸行事の開催に努めていきます。

 今年は川辺ブロック大会も「第30回」の記念大会となります。川西中部道院では、大会出場が修練の目的ではなく、各拳士の目標に対する努力を大切にしています。今年も幹部拳士をはじめ、有段者は自分の修練と後輩指導を通じて、自分を高める努力をし、拳士は自分の可能性を信じ、丸野先生や先輩方の指導に感謝し、道場の仲間はお互いに、「拝み合って 助け合える、心ある合掌礼のあふれる道場」にしていくことを誓い合います。

 結びにあたり、本日お集りの皆様の益々のご健勝を心からお祈りいたしまして、川西中部道院門信徒代表の挨拶とさせていただきます。』

 

令和6(2024)年 謹賀新年

謹んで新春のお慶びを申し上げます  先の地震で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます

昨年も道場の拳士たちはコツコツと修行に励み、昇級昇段や大会の成績だけでなく、【大きな声で挨拶ができるようになった】、【しっかりと前を向いて瞳の輝きを見せてくれるようになった】、【自分の意志で目標を定めコツコツと取り組めるようになった】、【少林寺拳法が好きなんだなと感じさせてくれるような行動になってきた】などなど、嬉しい成長があり、道院長冥利を感じ取ることができました。

写真は昨年12月上旬に1週間担当した副道院長法話(テーマ/開祖、現代表、道院長の名前を漢字で書けますか?)と、中旬に1週間担当したK助教の法話(気合いを出すことの意味)の様子です。今年も、指導員クラスの拳士に法話を実践してもらい、みんな元気でコツコツと修行をがんばります。