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Shorinji Kempo

令和6年度の指導担当者

桜の花が満開です。さぁ!新年度が始まりました。4月3日(水)、4日(木)、6日(土)はどの日も修練の始めに、今年度の指導担当者を所属拳士たちに紹介しました。6日は10名のうち8名が揃ったので集合写真を撮りました。

左から道院長、丸野美香副道院長[道院長夫人]/三段、長門支部長[川西明峰スポーツ少年団と兼籍]/五段、岸田助教/四段、吉岡助教/四段、蔵本助教/四段、高橋助教/五段、村上指導員[大阪市役所支部と兼籍]/三段です。

この日、中谷指導員[川西緑台スポーツ少年団と兼籍]/四段、藤田指導員[守口市スポーツ少年団と兼籍]/四段の2名は残念でしたが、また別の日にホームページで紹介します。

4月は少年部1名が8級受験に、5月に中学生1名が3級受験、6月に高校生1名が准拳士初段受験に挑むべく修練をがんばっています。一般部では「中学生と高校生拳士を合格させる会」が発足しており、指導担当者が複数で担当してくれています。

道院長還暦お祝い会

道院長は還暦60歳を迎えました。有段者拳士たちが開催を呼びかけてくれて、少年部保護者にも参加していただき、楽しくにぎやかに道院長の「還暦お祝い会」を催してくれました。

有段者や一般部拳士が部屋の飾り付けをしてくれて、KI助教が赤いビニール袋で器用にチャンチャンコと帽子を作ってくれました。お祝いにみんなからのメッセージシールを貼り付けた色紙と新品の法衣を贈呈してもらい、川西明峰スポ少のN支部長は得意の書道で祝還暦の看板を書いてくれて、支部長の娘さんから日本酒をプレゼントしてもらいました。あわせて副道院長にも有段者から花束をいただきました。

みんなでお弁当を食べて、記念製作した修練風景DVD(拳士保護者Tさんが撮影、KU助教が編集)を観て、じゃんけん大会や記念撮影をして終わりました。今まで紆余曲折がありましたが、自分をあきらめず頑張ってきて良かったと、あらためて思いました。これからも《日々感謝の気持ち》と《プラス思考》を忘れず、少林寺拳法の修行に精進していきます。拳士、そして保護者の皆さん、心のこもった【還暦お祝い会】をありがとうございました。

 

流水会2024

3月2日(土)19:00~20:30に、恒例の修練成果発表会「流水会」を開催しました。毎年2月22日の道場設立記念日に合わせて行っており、今年は【道場設立37周年記念】となりました。37人中22人が出場してくれました。

流水会のための修練は2週間前から始めました。式次第は(1)鎮魂行、(2)基本修練、(3)記念撮影、(4)道院長法話、(5)次年度運営方針説明、(6)副道院長謝辞です。

(2)基本修練のプログラム…①運歩法/前後・左右、②基本練成/6種の突き蹴り、③移動練成/三連攻、④相対演練/内受突き・上受突き、⑤受身披露/大車輪・後受身・前受身、⑥単独演武/色帯ごと、⑦相対演武/天地拳第一系、⑧組演武披露/有段者2組・道院長演武、⑨一技披露/一人ずつ自分で決めた技を披露 

集合写真ではみんな、「やるだけやったぞ」という満足感あふれる良い笑顔を見せてくれました。このあと、保護者の協力もあり少年部拳士全員から、私を始め指導に携わっている有段者へそれぞれメッセージカードを作ってくれて、サプライズのプレゼントがありました。感動して涙が出ました。世話役の保護者の方へあらためて感謝申しあげます。

今年度もコツコツと修練をがんばりました。新年度もがんばります!

 

 

少年部拳士の茶話会

2月4日(日)の午後3時15分に道院集合で、少年部拳士だけの茶話会を開催しました。もう5年ぶりぐらいになるのかなぁ。ようやく再開できました。

現在、道院の少年部拳士は17人。この日は他の用事で行けないと初めから聞いていた拳士が6人いたので残り11人。残念ながらが前日、当日の体調不良等でキャンセルが4人いて、集まれたのが7人でした。

でも、なんとまぁ子どもたちのパワフルな事。話しが盛り上がって、途中でトランプゲームをしようと準備していましたが、まったく必要なく80分。ジュースでお菓子を食べて、ワイワイしゃべって、少林寺拳法のDVDを見て午後4時35分に解散しました。

写真は手造りのチーズケーキを焼いて持ってきてくださったM拳士のお母さんにも中に入ってもらい、みんなで撮影しました。道場では見せない、見る事の無かった子どもたちの姿が見れて、久しぶりに開催して良かったです。

道院新春法会2024

令和6年1月20日(土)に修練場所で「道院新春法会」を開催しました。少年部拳士の保護者も参列いただきました。今年の道院門信徒代表挨拶はK助教でした。挨拶の内容を掲載します。

『令和6年 金剛禅総本山少林寺 川西中部道院の新春法会にあたり、道院門信徒を代表しご挨拶を申しあげます。丸野道院長をはじめ、本日お集まりの皆様におかれましては、すがすがしく新年をお迎えになられたことと、お慶びを申しあげます。 しかしながら元日の夕方に起きました「令和六年能登半島地震」で、多くの方々が被災されました。 心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。  

 さて、昨年度はマスク制限も緩和されましたが、ウイルスが無くなった ものではなく、今も感染症に対しては油断できない状況です。毎回の修練開始前に少年部拳士の保護者有志の方々のご協力のもと、床消毒をおこない、マスク着用、換気、消毒などを徹底しながら修練を続けており、クラスターが発生していないことは、対策へのご協力の成果と感謝しております。

 昨年は、今までどおりの金剛禅行事や各種大会などの行事が開催でき、あらたに少年部拳士「母の会」や有段者忘年会も開催でき、よりいっそう親交が深まりました。引き続き、諸行事の開催に努めていきます。

 今年は川辺ブロック大会も「第30回」の記念大会となります。川西中部道院では、大会出場が修練の目的ではなく、各拳士の目標に対する努力を大切にしています。今年も幹部拳士をはじめ、有段者は自分の修練と後輩指導を通じて、自分を高める努力をし、拳士は自分の可能性を信じ、丸野先生や先輩方の指導に感謝し、道場の仲間はお互いに、「拝み合って 助け合える、心ある合掌礼のあふれる道場」にしていくことを誓い合います。

 結びにあたり、本日お集りの皆様の益々のご健勝を心からお祈りいたしまして、川西中部道院門信徒代表の挨拶とさせていただきます。』

 

令和6(2024)年 謹賀新年

謹んで新春のお慶びを申し上げます  先の地震で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます

昨年も道場の拳士たちはコツコツと修行に励み、昇級昇段や大会の成績だけでなく、【大きな声で挨拶ができるようになった】、【しっかりと前を向いて瞳の輝きを見せてくれるようになった】、【自分の意志で目標を定めコツコツと取り組めるようになった】、【少林寺拳法が好きなんだなと感じさせてくれるような行動になってきた】などなど、嬉しい成長があり、道院長冥利を感じ取ることができました。

写真は昨年12月上旬に1週間担当した副道院長法話(テーマ/開祖、現代表、道院長の名前を漢字で書けますか?)と、中旬に1週間担当したK助教の法話(気合いを出すことの意味)の様子です。今年も、指導員クラスの拳士に法話を実践してもらい、みんな元気でコツコツと修行をがんばります。

僧階辞令授与式

令和5年12月13日(土)、修練場所で僧階辞令授与式を挙行しました。正拳士四段のN拳士が12月1日付けで「少導師」の補任申請が認められ、僧階辞令を手渡しました。

少年部の拳士や中学生拳士が、私や副道院長の法衣姿を見て「今日は何があるんですか?」と興味深げに質問してきたので、あとで教えてあげるわと伝え、授与式の中で「少林寺拳法には技の上達で与えられる級や段の【武階】と心の修行の成長度で与えられる【法階】がありますが、金剛禅の学習を深めることで与えられる【僧階】というものもあって、3つの階級があります。N拳士はこれから金剛禅の勉強をがんばってみようと思い、このたび『少導師』になりました。皆さんで励ましとお祝いの拍手を贈りましょう。」と伝えました。

僧階の学習は、興味を持つことと昇任への意欲が大切だと思っています。コツコツとした根気とチャレンジ精神で金剛禅の理解を深め、信仰の確立により「自分の生き方」の幅を広げてほしいと願っています。

長寿祭ステージ出演

11月26日(日)、地元高齢者の方々の敬老イベントとして毎年開催されている「長寿祭」のステージに出演してきました。2020年の初舞台から今年で4回目になります。今回は11名がステージに立ちました。

道院で10分、かわにし健康クラブで10分の計20分間のステージ。座禅、基本錬成、ミット突き蹴り、有段者の技術紹介、単独演武の構成でBGMをかけながら披露しました。クラブ会員も11名が参加してくれました。

孫やひ孫世代になる少年部拳士のハツラツとした動きや気合いは高齢者の方々の【元気の素】になるようです。健康クラブのステージでは、観客の皆さんにも体験してもらおうとプログラムを工夫し、今回も多くの皆さんが一緒に身体を動かしてくださっていました。

当日1回だけのリハーサルで本番なのですが、今回も参加拳士・参加会員はみんなイキイキと輝いていました。

気をつけて帰るんだよ

日が沈むと暗くなるのが早くなりました。午後6時にはもうあたりは真っ暗です。今年はコロナとインフルエンザのダブル罹患にならないよう、修練前の床消毒、修練中のマスク着用、手指消毒を継続していきます。毎回、修練前の床消毒には保護者の方々が手伝ってくださり感謝しています。

さて、先週の法話では「気をつけて帰るんだよ」の「気」って何だろう?という話をしました。ここで言う「気」は意識、心と解して、周りの【気配】(自転車や車、人とぶつからないか)を感じ取りながら危険を回避する、周りに【気配り】(道の状況や、段差などにつまづかないか)をして安全を確保する、【気配】と【気配り】の意識が大事だよという法話をしました。道場の行き帰り、外は真っ暗。安全に通ってほしいという道院長の願いを込めて話をしました。

2023年 道院の達磨祭

2023年10月14日(土)に道院達磨祭を開催しました。今回もコロナやインフルエンザ感染を警戒して、道院より広い場所が良いと判断し修練場所で行いました。

金剛禅の儀式は門信徒を教化育成するための大切な機会。拳士が自覚を持てるような内容が大切です。四大儀式の一つである、この達磨祭は達磨大師の遺徳を偲びます。法話は毎年、不撓不屈の精神として達磨西来の目的と嵩山少林寺開創までの道のりを話しています。拳士のみんなには「あきらめずにがんばれば、自分にも可能性がある」という自己肯定感をもってほしいという願いを込めています。

式典は儀式要領に則り、副道院長が司会役で、全員で教典唱和、道院長の表白文奉読、門信徒献香(有段者のみ)、導師法話、奉納演武(少年部拳士、色帯別で単独演武披露)を行いました。

解散後、お供物の「どらやき」をみんなに配り、達磨祭を終了しました。