令和5年12月13日(土)、修練場所で僧階辞令授与式を挙行しました。正拳士四段のN拳士が12月1日付けで「少導師」の補任申請が認められ、僧階辞令を手渡しました。
少年部の拳士や中学生拳士が、私や副道院長の法衣姿を見て「今日は何があるんですか?」と興味深げに質問してきたので、あとで教えてあげるわと伝え、授与式の中で「少林寺拳法には技の上達で与えられる級や段の【武階】と心の修行の成長度で与えられる【法階】がありますが、金剛禅の学習を深めることで与えられる【僧階】というものもあって、3つの階級があります。N拳士はこれから金剛禅の勉強をがんばってみようと思い、このたび『少導師』になりました。皆さんで励ましとお祝いの拍手を贈りましょう。」と伝えました。
僧階の学習は、興味を持つことと昇任への意欲が大切だと思っています。コツコツとした根気とチャレンジ精神で金剛禅の理解を深め、信仰の確立により「自分の生き方」の幅を広げてほしいと願っています。