淡路緑道院 道院長のご紹介

道院長(指導者)について

各地の道院では、金剛禅総本山少林寺によって指導者として正式に認められた道院長が、責任を持って道院運営・門信徒育成を行っています。
 金剛禅宗門は教えを現代社会に生かすための道であるため、道院長は本職を別に定めたうえで、社会との関わりを持ちながら「自己と他人の成長、そして金剛禅を縁とした人間関係」を最大の喜びとして無償で指導に当たっています。

道院長紹介

道院長 前川 和也
大導師 正範士 七段
淡路緑道院 道院長の前川和也です。私は18歳の時に、大学の少林寺拳法部において拳法と出会いました。本部合宿では、開祖に握手していただき、その温かくふっくらした手の感触を今でも覚えています。

私は、大学拳法部での活動・体験の中で、自分の人生の目標を見つけました。将来、人を育てる仕事をしたい、出来れば中学校の社会科教師に、そして少林寺拳法を一生涯続けていきたい。この目標の実現のために、大学卒業後は、就職浪人となり、アルバイトで生活費を稼ぎながら、昼夜逆転の受験勉強に明け暮れました。

三重県で念願の教壇に立ち、26歳の時に四段を取得、「鈴鹿平田野青少年支部」を新設しました。開祖が説いた自己確立・自他共楽の教えをどう自分なりに実践し、子どもたちの可能性を引き出していくのか、ライフワークのテーマがしっかりと定まりました。

29歳で故郷の淡路島へ帰り、「淡路緑道院」を新設。多忙な中学校の現場で、仕事と少林寺拳法の両立、悪戦苦闘の目一杯の生活が続きますが、充実した日々でした。

ところが、50歳の時に、頸椎の大きな手術をし、初めての長期入院、沢山の方々にお世話になりました。

この体験を通して、生かされている自分を実感しました。「古希」を迎え、少林寺拳法との出会いは、より充実した人生の原点・きっかけになることを断言できます。

「ありがとうこの命、ありがとうあなたとの出会い」、共にいい汗を流してみませんか。