令和7年10月25日(土)に《道院達磨祭》を行ないました。挙行要領どおり、開式の辞、導師献香、教典唱和、祭詞奉読、門信徒献香、一同礼拝、導師法話、奉納演武、閉式の辞です。少年部拳士の保護者も参列されました。
導師法話では金剛禅の本尊である達磨大師について、インドから正しい仏教を伝えるために中国へ来られ、その時代の国王と会い仏教保護政策は無徳であると諭したところ、国王の反感を買い国外へ追放。河南省の嵩山(すうざん)で禅の修行を積まれ『少林寺』を開山。仏弟子の健康増進のため易筋行を伝えたのが今の「少林拳」で、日本の少林寺拳法のルーツである。不撓不屈の精神でコツコツと努力された方であり、達磨大師の遺徳を偲び、亡くなった10月に金剛禅総本山少林寺の道院では【達磨祭】をしているんだよと伝えました。
奉納演武は全拳士で単独演武を行ない、組演武は11月の全国大会に出場する高橋支部長と藏本助教に披露してもらいました。閉会後に記念撮影をして、お供えの「どら焼き」をみんなに配りました。今年は例年になく大雨でしたが、祭壇をぬらすことなく運び入れて執り行いました。



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