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Shorinji Kempo

開祖忌2023

5月27日(土)、道院開祖忌法要を執り行いました。金剛禅の儀式要領にのっとり、教典唱和、表白文奉読、道院長法話、演武披露では、6月18日の兵庫県大会に出場する拳士たちに練習中の単独演武を披露してもらいました。

少林寺拳法も創始76年。開祖がどんな思いで少林寺拳法を創られたのか。「平和な世の中をつくるための手段として少林寺拳法を始められた」「自信と勇気と行動力をもった人を一人でも多く育てたい」「勝つ事を修行の目的にしていない」「身を守る技の修行を通して、心と体をきたえている」こういう言葉を盛り込んで法話し、開祖の遺徳をみんなで偲びました。

今回のお供え物は「おせんべい」。開祖忌が終わって、おさがりを参座拳士たちに持ち帰ってもらいました。今年までは密を避けました。来年は道院で開催しようと思います。心配ご無用。欠席した拳士の分もちゃんとおせんべい買ってありますよ。

 

ほうれんそうの勇気

川西中部道院は修練日の振替制を実施しており、週1回参座なら月4回、週2回参座なら月8回、その月内なら、水・木・土曜のどの曜日に来ても修練できるようにしています。

今日5月17日の水曜日、振替利用もあってにぎやかな道場でした。恒例の5分間法話は「大切なルール~ほうれんそう~」の話をしました。

「ほうれんそう」とは、報告、連絡、相談のこと。職場、家庭、クラスの中、どの場面でも大切な事で、これがきちんとできてないから事件が起こるんだよ。失敗した事を黙っていて、自分だけで解決しようとして大変な事になってしまったり、あとで相談されても、もうどうにもできない状態になっている事もある。いつでも報告、連絡、相談ができるようにするためには、まずは【勇気】を持とう。恥ずかしい…、怒られるかも…、いろいろ考えて言い出せないからこそ、そこで大きな勇気を持とう。その勇気を身に付けるために少林寺拳法の修行をしているんだよ。そして、次に伝え方を工夫しよう。考えて頭を使おう。その話は次回にするが、今週は「ほうれんそうの【勇気】」として覚えておいてください。」と伝えました。

写真は鎮魂行の「信条」を唱和しているところです。

4月15日の修練

4月15日(土)の修練は自宅道場で行いました。三密を避けるため3部制にしました。一般部のみの修練を20時クラスとし、18時クラスと19時クラスは拳士の希望を事前にメールで確認し、6人ずつの編成にしました。

自宅道場は平成15年7月から運用を開始し、今年で19年になります。ご近所の理解をいただき苦情なく、鎮魂行と易筋行を修練しています。副道院長が撮影してくれた各クラスの写真を掲載します。

 

今日から新年度、新学期

今日から新年度、新学期となりました。ここ3年間はコロナ禍で4月は行事を自粛してきましたが、3年ぶりに新中学1年生の拳士が2名、少年部から一般部に移籍してきたので「一般部歓迎会」を開催しました。また、4月1日に修練日が重なり、新年度のスタートとしても良いきっかけの行事となりました。

お迎えに来られていた保護者にも参加してもらい、みんなで車座になりジュースで乾杯しました。オレンジ、グレープ、カルピスの3種を出し、自分の飲みたいものを自分で決めてもらいました。まさしく自己確立です。おかわり自由で2杯目は2種を混ぜたり、3種を混ぜたりして飲んでいましたが、なんでも興味があったらチャレンジしよう!と見守りました。

今日の法話は【脚下照顧】。「履物をきちんと並べるだけでなく、悩んだ時、迷った時、どうしていいのかわからなくなった時、空を見上げず自分の足元を見つめてみよう。自分はどうしたいのか、どうなれば自分の思っている姿になるのか。自分の足元を見て、どう行動してみようか考えよう。親に相談する、学校の先生に相談する、友達に相談する、相談せずに自分の決めたとおりやってみる、など前へ進める方法が思いつくかもしれないぞ。」と。

今年もコツコツと修練を積み重ね、少しずつ成長していこう。道場の仲間と共に。

卒業おめでとう

今日3月25日は令和4年度最期の土曜修練日でした。29日が年度内最期の修練日ですが、今日は小学校を卒業した少年部拳士3名と、中学校を卒業した1名の全員が揃ったので記念写真を撮りました。

少年部の3人は週2回参座していて、整列時に前列左右の端に立って号令をかけるリーダー役を長い間、務めてくれました。

中学生の拳士は受験勉強で夏から休部していましたが、見事、志望校に合格し今日から修練復帰してくれました。

4人とも進学しても修練を続けてくれるので、私も指導員拳士も嬉しく思っています。

今日の法話は、「道訓」で唱えている【人道】の中の『仁、義、忠、孝、礼』の大切さを卒業のはなむけに伝えました。

流水会2023

2月22日の道場誕生日を記念して、毎年開催している修練成果発表会『流水会』。今年は2月26日(日)の午後6時20分~午後7時30分に開催しました。プログラムは次のとおりです。

1.開会の辞(丸野美香副道院長) 2.丸野道院長あいさつ  3.DVD鑑賞「道場36年目の歩み」(修練風景写真で作成) 4.修練成果発表【鎮魂行】【易筋行】①運歩法 ②基本練成 ③移動練成 ④相対演練 ⑤受身 ⑥単独演武 ⑦天地拳第一系相対 ⑧自由組演武 【一技披露】 5.記念撮影 6.道院長法話・次年度の道院運営説明 7.謝辞・閉会の辞(副道院長)

今回の特徴は、日頃の修練プログラムの①から⑥をしっかりと見てもらうことと【一技披露】です。拳士一人ひとりが自分で好きな技を選んで道場で修練し、胴を着けた有段者拳士の攻撃に対し、力を込めた当身反撃までを披露しました。

道院長の法話は今年の拳士作文集のテーマ『去年がんばったこと』を題材に、みんな誰もが「やればできる力」を持っている。がんばろうと思う気持ち、がんばれる気力を持つことを道場で育てましょう。と話しました。

一般部拳士メンバーと川西明峰スポーツ少年団から美しい花束の贈呈がありました。保護者や家族の方がたもたくさん見に来ていただき、今年も思い出に残る『流水会』となりました。

 

2023年 道院の新春法会

1月28日(土)、修練場所で『新春法会』を開催しました。水曜日から強烈な寒波に見舞われ、インフルエンザも大流行の中でしたが、多くの拳士が集まりました。

金剛禅の儀式要領に則り、導師献香、教典唱和を行いました。門信徒代表で今年はK助教が代表あいさつを読み上げてくれました。「みんなで培って身に付けた『辛抱する力』を自信に持ち、困難を乗り越えます」というあいさつでした。

導師法話は【日々成長】というテーマでした。「人間は毎日成長している、その証拠に髪の毛や爪は必ず伸びてる。少林寺拳法は『自分を変える』ための修行だ。どう変わりたいかは自分自身の問題だ。強さだけにこだわったり、人を困らせよう、いじめてやろうと思って修行すると悪い成長になる。身に付けた力でまわりの人に喜んでもらえるような、人の役に立つ人間になりたいと思って修行するのとでは大きな違いが出てくる。己こそ己のよるべ。自ら悪をなさば自ら汚れ、自ら悪をなさざれば自らが浄し。聖句の中でお釈迦さんが教えているとおりなんだよ。良い成長ができるように、今年も道場の仲間同士、励まし合ってコツコツと修練をがんばりましょう。」と伝えました。

修練はじめ2023

清々しく令和5年(2023年)の新春をお迎えのことと存じます。

道院は1月5日(木)、7日(土)、11日(水)の3日間が「修練はじめ」となります。今日は7日の様子を掲載しました。少年部13人、一般部5人が参座しました。毎回、保護者の方々には修練開始前の床のモップ消毒や入室前の検温をお手伝いいただき感謝しています。

当道院では週1回と週2回参座の拳士に分かれます。水曜のみ、木曜のみ、土曜のみ、水曜と木曜、水曜と土曜、木曜と土曜というように参座パターンがいくつもに分かれます。それゆえに法話や学科は1週間ごとにテーマを変えています。

今週は「私たちは少林寺拳法という自分の身を守る技を学んでいますが、技だけではなく、やる気や元気、金剛禅の教えを学び『心』も育てています。しかし、いざという時にまず技が使えないといけません。だから、【相手に届く突き蹴り】、【相手の突き蹴りが当たらないようによける】このことを大事に体を動かしましょう」という法話をしています。今年も一年、健康で元気で指導をがんばります。

この写真はプロカメラマンの保護者が撮影してくださいました。

 

12月入門式の様子

12月7日(水)の道場で、11月に入門した拳士の入門式を行いました。入門式は一生に一度きり。それゆえにおごそかな雰囲気を大切にしたいと心配りをしています。

新入門は小学2年生の男児。すでに入門している拳士の同級生で、拳士保護者のご紹介もあり、このたびの見学、体験、入門となりました。川西中部道院では2回無料体験で参座してもらい、入門意志を確認させてもらっています。

今回も、新入門拳士と道院長で『三つの約束』を仲間の前で確認しました。①これから少林寺拳法の修行をコツコツがんばれますか?②少林寺拳法を習って、家族やクラスの友達をたたいたり蹴ったりしない事を約束できますか?③身に付けた力で、困っている人を助けてあげることを約束できますか?

大きな声ですべて「はい!」と答えてくれました。今回の法話は『やる気』について。『やる気』は誰にでもあり、大きくするのも小さくするのも自分しだいです。やったらできた、がんばったらできた事で「自信」を持つ事、できないこと、できなかったことは反省し、どうしたいのかという「目標」を持つ事。この二つが『やる気』を大きくするんだよ。と伝えました。

 

 

 

川北長寿祭 2022

今年も地域イベントの「川北長寿祭」が開催され、20分間ステージ出演してきました。

今回は「川西中部道院」の拳士と「かわにし健康クラブ」の会員さんと合同ステージにしました。道院拳士は座禅、基本練成、ミット練習、相対練習、技術披露の順番で前半10分間のステージ出演を行いました。みんなイキイキと修練成果を見せてくれていました。

後方に座っておられるのがクラブ会員の方々で、健康プログラムの紹介でステージ立っていただき、丹田深呼吸、バランストレーニング、リズムトレーニング、演武トレーニングの4種を、後半10分間、披露してもらいました。

地域にお住まいの高齢者の皆さんは毎年楽しみにされており、開催にあたられる地元コミュニティの役員・実行委員の皆様のご尽力に心から感謝しています。