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Shorinji Kempo

道院からスポーツ少年団生まれる

令和3年4月1日。川西中部道院から新しい組織が生まれました。その名は「川西明峰スポーツ少年団」です。

一昨年の12月から新組織発足の諸準備を始めてきた正拳士四段の長門助教が、このたび少林寺拳法連盟から支部長の認証を受け、川西中部道院の湯山台道場をスポーツ少年団として運営を開始します。道院から本人を含め数名の拳士が転籍しスタートです。

これからは、長門支部長の指導方針でのびのびとスポーツ少年団の拳士たちを育てていってください。益々のご健勝とご活躍を心からお祈りしています。

令和2年度の修練終わる

3月27日(土)、川西中部道院の令和2年度の修練が終わりました。来週31日の水曜日は春休みにしていますので、今日が最終修練日でした。

新年度から就職や進学で道院を離れる拳士が数名おり、うち二人が挨拶をしに来てくれました。それぞれの道で道場で言い続けてきた「やる気、元気、根気、勇気」の気力と、「自己確立」、「自他共楽」の精神でがんばってほしいと心から願っています。

令和2年度はいろいろあった年ではなく、いろいろ無かった年でした。コロナ禍で12か月のうち4か月半も修練の休止を余儀なくされ、宗道臣デーや兵庫県大会、ブロック大会なども中止でした。令和3年度はこの経験をバネにして取り組みたいです。

しかしながら、油断は禁物!新型コロナウイルス感染症予防対策を徹底して、新年度も精進していきます。

 

年度の最終週になりました

前回3月10日のブログ更新以降の今日までの出来事です。

①道院長は3月14日に満57才になりました。2年前の春から始めたジョギングを今も続けており、毎朝、ヘルスメーターで体幹年齢と体年齢を測定していますが、今のところ実年齢より若い年齢が表示されているので、これからもそのキープに努めていきます。

②記念作文集が完成しました。道院では毎年、2月の道場設立周年を記念して拳士作文集を作っています。今年はコロナ禍による修練休止期間であったため、道場再開日から原稿を集め直しました。今週水曜日の道場から記念品と一緒に拳士の皆さんへお配りします。

 

やっぱり再開は嬉しかったです

2か月ぶりに修練を再開しました。2月22日の道場誕生日(設立運営許可日)を、みんなで祝うことができず寂しかったですが、今日から35周年に向けた道院活動が始まりました。

17時からの湯山台道場(幼・少年部のみ)は一人の欠席もなく参座し、今までのように変わりなく、元気いっぱいで修練に取り組んでくれました。

19時からのキセラ道場では駐車場で車を降りてきた幼・少年部拳士たちが、私と妻(副道院長)のところまで駆け寄ってくれて、笑顔で「こんばんは!」と合掌礼をしてくれました。一般部もいつものメンバーが参座してくれて安心しました。

写真の建物が【キセラ川西プラザ】で、2階に道場があります。やっぱり修練の再開は嬉しかったです。

いよいよ再開です。

政府の緊急事態宣言を受けて、市立の体育・文化施設はすべて19時閉館の方針をとり、道院も1月15日の修練から休止していました。このたびの宣言終了により、3月10日の水曜日から修練を再開します。

拳士たちの「やる気」や「興味」、「関心」が薄れていないか心配なのですが、「やらん先からあきらめるな!」の開祖の言葉を心の支えにして、すぐに今までの道場に戻るよう、気持ちも新たに道院長はがんばります!

スポーツ少年団の設立状況

運営会議のレジメの5番目「スポーツ少年団の設立状況」と6番目の「その他」の事について書きます。

 

10年前、子どもさんの入門で自身も修練に復帰、2018年12月に四段に昇格し、現在助教を務めてくれている拳士が、4月1日付でスポーツ少年団を開設すべく、いろいろな準備を進めています。本部の新設支部長研修はコロナ禍で未開催でしたが、「仮承認」として支部長資格が付与され、開設・運営は可能な状況となっています。

 

団の名称は、まだ連盟本部から承認通知が届いていませんので伏せておきますが、道院の水曜日と金曜日の修練場所である湯山台集会所を分離して設立します。そのため、4月より道院の修練場所から湯山台集会室を削除します。道院からも数名が転籍します。新しい所属で修練を続けてほしいと願っています。

 

開設PRとして、3月10日から3月26日までの期間、無料体験期間を設けました。入門は未就学 年中児 からとなっていますので、該当年齢の人に道場へ体験練習に来てもらいたいです。道院の一般部拳士と少年部拳士の保護者に開設PRチラシを配布しクチコミをお願いしています。

 

6番目の「その他」では、運営会議に出席している副道院長と4人の助教へ、これからも「自分自身の昇段昇格」「教えの学びを深める僧階補任」「技法の学びを深める考試員・審判員資格取得と保持」について、積極的に取り組んでもらいたいという事を道院長から伝えて、2時間にわたる運営会議を終了しました。

 

シリーズでお伝えした運営会議の内容説明をこれで完了します。

「かわにし健康クラブ」の運営について

道院運営会議レジメの4番目、「かわにし健康クラブ」の運営報告について書きます。

 

道院長は2019年5月1日に同クラブを設立し、木曜の夕方と、金曜の午前中に健康プログラムを練習しており、次の事項について報告しました。

 

(1)新設クラス開設…次のとおり二つの新規活動を始めます。

①4月から水曜の17:00~17:50に、子ども向けの健康プログラムを始めます。少林寺拳法の突き・蹴り・受けをリズムにあわせて練習し、ボールなどを使って体幹バランスを養うトレーニングをします。道院入門につながるように努めていきます。

②4月から金曜の11:00~11:50に、おとな向けに護身技法を深める健康プログラムを始めます。ミットを使った突き蹴りや抜き技などを練習して筋力の維持や体幹バランスを養い、道院入門や少林寺拳法のPRを応援してもらえるよう努めていきます。

 

(2)クラス名称の制定…4月から、子ども対象のクラスを①「こどもクラス」、今までの一般クラスを②「おとなクラス」、護身技法を深めるクラスを③「おとなクラスα」と、三つのクラス名称を定めます。

 

道院長は、『健康で人生を豊かに生きる』というテーマを掲げ、「かわにし健康クラブ」の活動と「川西中部道院」の活動を連携させています。

年令を問わず、笑顔とやる気で元気に体を動かし、「がんばったらできるようになった」、「できるようになったらもっと楽しくなってきた」と実感してもらい、クラブも道院も笑顔があふれる場所にしたい! 

次年度は新しい活動を進めていきます。

 

道場設立34周年記念行事『流水会』

道院運営会議の議題3番目、『流水会』について書きます。

川西中部道院では修練成果発表、保護者理解の促進、少林寺拳法のPR、連帯感の高揚などを目的として、それまでの支部大会に変えて、2015年から『流水会』という名称の行事を行っています。2月22日が道場の設立記念日のため、近年では「道場設立記念行事」として開催しています。

 

水そのものにカタチは無く、形体は変化し続けます。流れる水になぞらえて、「私たち川西中部道院の拳士も一年でこんなに成長したんだよ」ということを自分で気づき、お互いに確認し合い、ご家族や友達に見に来てもらおうと呼びかけて、道院にとって大きな年間イベントとなっています。

 

昨秋から2月13日開催を決めていましたが、緊急事態宣言で修練休止となったため『流水会』も中止となりました。今年もプロカメラマンの少年部拳士のお母さんに修練風景を撮影してもらい、その写真でDVD作品を制作して上映しようと準備を進めていました。会場の入場定員制限があり、少年部と一般部の二部制にしてDVD上映や基本練成、単独演武や指導員の技術披露など綿密に企画していただけに残念でした。

 

そこで、今回の運営会議で『流水会』をいつに変更するかを議題とし、4月から開設されるスポーツ少年団拳士と合同で4月17日(土)に開催を決定しました。所属拳士にはお手紙をつくり、2月18日にポスティング&郵送でお知らせしました。『流水会』を一つの修練目標にして頑張ります。

令和3年度の運営方針

今回は運営会議議題の2番目「令和3年度の運営方針」について書きます。

(1)コロナ対応…①自治体からの要請があれば道院運営会議に諮って「修練休止」にします。②床・手足消毒、換気、マスク着用を継続し、密にならないよう修練内容を工夫します。③道院独自のコロナ対応規定を遵守します。

 

(2)指導員メンバー…新年度から「助士」に三段の2名に就任してもらいます。指導員体制は道院長、副道院長、3名の助教、2名の助士で計7名体制にします。なお、助教4名体制でしたがうち1名が4月からスポーツ少年団支部長に昇格するので、道院運営会議メンバーを離れます。

 

(3)修練曜日・修練時間…4月から水曜・金曜の湯山台道場がスポーツ少年団になるため、①水曜19:00~19:50幼・少年部、19:55~20:50一般部 ②木曜17:00~17:50幼・少年部 ③土曜19:00~19:50幼・少年部、19:55~20:50一般部、20:55~21:30一般部別科練成(運用法や演武などの修練)になります。

 

(4)年間行事案…①宗道臣デー/5月 ②各種大会出場5月・6月・8月 ③地元護身術教室/8月 ④市少林寺拳法協会(小教区)活動 ⑤道場開設35周年記念事業/3月

 

(5)入門者増加策…①道院PRリーフレット作成 ②見学者用リーフレット作成 ③入門・転籍・復帰拳士用資料作成 ④色帯レンタル制度継続 ⑤きょうだい香資制継続 ➅おやこ香資制新規実施 ⑦かわにし健康クラブ「こどもクラス・おとなクラスα」の開設 ⑧道院ホームページを通しての道場アピール

 

 令和3年度は指導員メンバーや修練曜日に変更があり、かわにし健康クラブからの入門者があるように相互連携し、新たな香資制度を始めます。現状維持で満足せず、知恵と工夫でチャレンジし続けます。

令和2年度の運営総括

今回は道院運営総括のことを書きます。実際には3月末までが令和2年度なのですが、2月22日が道場の設立記念日なので、毎年この時期に総括をしています。運営会議資料レジメには①②③の三つの項目に分けました。

①コロナ対応…「修練休止」4月8日(水)から6月13日(土)まで修練を休止しました。そして現在も、1月15日(金)から休止しており3月10日(水)から再開の予定です。

●修練場所で使用している「キセラスタジオ」が緊急事態宣言を受けて19時で閉館のためです。

「再開対応」6月13日(土)からの再開にあたり、修練開始直前に道場の床消毒をする。拳士は手洗いとアルコール消毒をしてから、道場出入口で足裏消毒をして入場。道場内はエアコンと換気を行い、窓は開けておく。拳士は必ずマスク着用、忘れた拳士用に道場で購入し副道院長が保管。密回避の修練に心がける。

●助教の一人が消毒の知識が豊富なので心強かったです。キセラスタジオは幼・少年部拳士の保護者の方々が床消毒をお手伝いしてくださり、毎回ありがたかったです。

「道院独自の規定作成」12月4日付け作成文書を拳士ならびに拳士保護者へメール発信。

●道院長が兵庫県伊丹健康福祉事務所(伊丹保健所)へ直接電話して、道場での対処策を相談し、道院独自の規定を作成しました。

 

②行事の中止…ブロック合同練習・昇級試験、新一般部歓迎会、県中学生大会、宗道臣デー、川辺小教区開祖忌、道院開祖忌、兵庫県大会、川辺ブロック大会、道院夏休みクッキングイベント、川辺小教区達磨祭、道院達磨祭、川西市少林寺拳法協会主催「市民一日教室」、川辺小教区新春法会、道院新春法会、道場設立34周年記念行事「流水会」。

●宗道臣デーで毎年、市立老人ホームへ清掃と交流活動で訪問していて今回で記念すべき20回目だったのですが残念でした。道院での開祖忌・新春法会は道院長と副道院長の2人で、達磨祭は助教1名が参加し3人で行いました。中学生大会は6人の中学生拳士がやる気に燃えていたのでかわいそうでした。

 

③在籍拳士状況…昨年2月との対比で一般部2名減。幼・少年部7名増。

●特に幼・少年部拳士保護者の方々に道院のクチコミPRをしていただき、入門者がありました。心から感謝しています。

 

運営会議ではこのあと、総本山や兵庫県の状況を説明しました。次回は運営会議レジメの2番目、「令和3年度の運営方針」を書きます。