道院達磨祭2024

10月12日(土)に今年度の『道院達磨祭』を開催しました。副道院長が司会を務め、儀式要領にのっとり、開式の辞、導師献香、教典唱和、祭詞奉読、門信徒献香(三段以上の拳士6名)、一同礼拝、導師法話、奉納演武(少年部拳士、一般部拳士に分けて単独演武披露)、閉式の辞 で終了しました。

導師法話では達磨の遺徳を偲ぶ話をしました。『達磨さんと言えば、赤い丸っこい人形を思い出すことでしょう。あきらめずに頑張り抜いた人として親しまれています。達磨大師は実在した人で今から約1500年前、正統仏教を伝えるためインドから中国に来られました。時の王に仏教信仰の在り方をいさめたところ怒りをかって追放され、河南省の山奥に嵩山少林寺を建てて禅宗を開き、仏弟子の健康増進のためにインド拳法を教え始め、それが「少林拳法」となり、現在の私たちの少林寺拳法につながっています。毎年、10月5日の命日にちなみ、コツコツとがんばる事の大切さをみんなで確認し合うため「達磨祭」をしているのです。』

このあとに披露してもらった単独演武では、【やればできる】の気力が感じられる動きを見せてくれました。少年部拳士の保護者も4人来てくださり、今年のお供え物のお菓子(10月6日、総本山達磨祭の帰りに香川県で買った「讃岐うどん風味棒」というスナック菓子)を皆さんに配りました。

 

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