7月26日の修練で二人の中学生が修練を離れることになりました。一人は幼稚園児、一人は小学1年からの入門。高学年では少年部リーダーとして活躍してくれた二人。コツコツと修行し初段まで育ってくれました。4月からも中学生拳士としてがんばると宣言してくれていましたが、サッカーとテニスとの両立で週2回の参座が週1回になり、今回の休部となりました。この暑さの中、昼間はクラブでがんばって、夜は道場に来るという体力と精神力には頭が下がります。逆にここまでよく頑張ったと思います。
《少林寺拳法は「自己確立」。自分で方針を決めて自分で歩んで行く。修練もしんどくなったら休めばいい。自分の考えをはっきり相手に伝えなさい。だから、休むとか辞めるという挨拶は自分で先生に言いに来なさい。》この言葉を普段から言い続けているので今回の二人もハッキリと一人ずつ自分の思いを伝えてくれて嬉しかったです。二人のお母さんも道場のためによくお力添えをいただきました。心から感謝しています。
我が道院はOBOGが来やすい雰囲気を大事にしています。今回の二人にも「また、いつでも来いよ」と伝え握手して別れました。永遠の別れではなく、しばしのお別れなのです。このHPを読んでくれているOBOGも気軽に道場へ来てください。教典の誓願にある「初生の赤子として真純単一にこの法の修行に専念」ができるようなら、また一緒に楽しくかつ真剣に修練しましょう。