川西中部道院では2001年5月より、それまでのJR駅周辺の清掃活動から市立老人ホーム「満寿荘」の清掃・交流活動に変更し、道院の仲間で力を合わせ福祉に貢献する活動を実施してきました。2020年2月からのコロナ禍により、ずっとこの訪問が不可となっていましたが、11月17日(日)4年半ぶりに訪問できました。
道院長がもうそろそろ訪問できないものかと8月に施設へ電話したところ、2001年5月初回訪問時の担当職員さんが今春から園長に就任されていました。「コロナ禍は落ち着いたと言われつつも、高齢者施設は外部からの訪問受入れは慎重にしています。でも少林寺さんならホームの皆さんも毎年楽しみに待っていたし、何よりも元気づけられるのでOKとします」と言ってくださり、訪問が再開できることになりました。この交流訪問は2019年5月に19回目を実施し「来年は20回記念になるね」と、みんなで話していながらコロナ禍で訪問できず、ずっと残念な思いをしてきました。
ホームの皆さんは毎年、私たちの訪問を楽しみにしてくださっていました。それは退場の際、お一人ずつと挨拶する時に「楽しかったわ、来年も絶対に来てね」「元気をもらえたわ、ありがとう」とギュッと握手をしてくださるその握力に実感できるのです。【一人ひとりの力は小さいけど、みんなで力を合わせれば大きな力になる】【相手の喜びが自分の喜びになる】この事が体感でき、自分の活力になるのです。写真は訪問時、園長さんのご挨拶を聞いている様子、窓ガラス清掃の様子、交流活動で寸劇披露、参加者の集合写真です。今回は保護者の参加が3名おられ、道院の活動を理解いただき感謝しています。