2023年 道院の新春法会

1月28日(土)、修練場所で『新春法会』を開催しました。水曜日から強烈な寒波に見舞われ、インフルエンザも大流行の中でしたが、多くの拳士が集まりました。

金剛禅の儀式要領に則り、導師献香、教典唱和を行いました。門信徒代表で今年はK助教が代表あいさつを読み上げてくれました。「みんなで培って身に付けた『辛抱する力』を自信に持ち、困難を乗り越えます」というあいさつでした。

導師法話は【日々成長】というテーマでした。「人間は毎日成長している、その証拠に髪の毛や爪は必ず伸びてる。少林寺拳法は『自分を変える』ための修行だ。どう変わりたいかは自分自身の問題だ。強さだけにこだわったり、人を困らせよう、いじめてやろうと思って修行すると悪い成長になる。身に付けた力でまわりの人に喜んでもらえるような、人の役に立つ人間になりたいと思って修行するのとでは大きな違いが出てくる。己こそ己のよるべ。自ら悪をなさば自ら汚れ、自ら悪をなさざれば自らが浄し。聖句の中でお釈迦さんが教えているとおりなんだよ。良い成長ができるように、今年も道場の仲間同士、励まし合ってコツコツと修練をがんばりましょう。」と伝えました。

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